内臓脂肪が多い人は生活習慣病に要注意

2012年06月19日

BMIでは、体重がそれほど多くないのに内臓脂肪の蓄積が多い、いわゆる「隠れ肥満」を見つけることはできません。
CTスキャンなどでわかる体脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類がありますが、体重が多くても、またそれほど多くなくても、内臓脂肪が多い場合は要注意です。
脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病がかなりの確率で現れているからです。

体脂肪率は男性で15~20%前後、女性で20~25%が「普通」とされ、「肥満」は男性で25%以上、女性が30%以上とされています。
また、男性でへその高さで測った腹囲が85cm以上、女性で90cm以上あれば、内臓脂肪型肥満である可能性がきわめて高いとされています。

参考までに、体型から皮下脂肪型か内臓脂肪型かを推察する方法もあります。
女性に多い「上半身は細くお尻と太ももが太い、いわゆる「洋ナシ型」は皮下脂肪型で、あまり心配はないとされています。
逆に、上半身が太くお腹が出ている、いわゆる「リンゴ型」は要注意です。
お腹が大きく、しかもへその横を縦につかんで皮下脂肪の厚みが薄い場合は、内臓脂肪による肥満のタイプと考えていいでしょう。

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Posted by saya2011 at 20:58 │内臓脂肪